レオス・キャピタルワークス「ひふみワールドプラス」を発表
2019年11月13日、レオス・キャピタルワークスは「ひふみワールド+」を新規設定することを発表しました。
「ひふみワールド」がマザーファンド方式でしたから予想はしていたのですが、予想より早く出てきたなという印象です。
では、「ひふみワールド+」について、詳しく見ていきましょう。
正式名称は「ひふみワールドプラス」ではない?
「ひふみ投信」の販売会社向けファンドが「ひふみプラス」ででした。
このことから、「ひふみワールド」の販売会社向けファンドは「ひふみワールドプラス」になると勝手に予想していましたが、少し違ったようです。
発表をみると、名称は「ひふみワールド+(プラス)」とあります。
毎回、”(プラス)”を書かなければならないのか、はっきりしたことは分かりません。
でも、発表のタイトルを見る限り、恐らく短く表記する場合は、「ひふみワールド+」となるのではないかと思われます。
「ひふみワールド+」の詳細
「ひふみワールド+」については、まだ目論見書がないので、分からないこともあります。
今現在、分かる範囲で 「ひふみワールド+」 に迫ります。
「ひふみワールド+」の運用内容
「ひふみワールド+」の運用内容については、発表文で以下のように説明されています。
当社が直接販売のみで提供する「ひふみワールド」と同じマザーファンドに投資を行ない運用いたします。
(引用)レオス・キャピタルワークス| 世界株ファンド「ひふみワールド+」新規設定のお知らせ
「ひふみワールド」と同じマザーファンドに投資すると言うことは、「ひふみワールド+」は「ひふみワールド」と全く同じ運用内容になります。
日本を除く世界の株式に投資して運用されることになります。
「ひふみワールド+」 の販売時手数料
発表文では、「ひふみワールド+」の購入時の手数料として「3.30%(税抜き3.00%)を上限として、販売会社が定める料率します」とあります。
このあたりも、「ひふみプラス」と「ひふみ投信」の関係と同じですね。
つまり、販売会社(銀行や証券会社)で、「ひふみワールド+」を購入すると3.3%の手数料がかかってしまう場合もあると言うことです。
ここは、ひふみプラスの時も残念だったことですが、どこで買っても手数料ゼロをやって欲しかったですね。
セゾン投信みたいに・・・。
「ひふみワールド+」 の信託報酬
「ひふみワールド+」の信託報酬は以下の通りになるようです。
5,000億円まで 1.6280%(税抜き1.4800%)
5,000億円を超える部分 1.5180%(税抜き1.3800%)
1兆円を超える部分 1.3530%(税抜き1.2300%)
どれほどの資産を集めることができるか分かりませんが、当面の間、5000億円を超えるまでは、1.6280%(税抜き1.4800%)となります。
5000億円を超えるまでは、税抜き1.4800%で「ひふみワールド」と同じ信託報酬になります。
しかし、忘れていけないのは資産形成応援団です。
直販で販売される「ひふみワールド」には、資産形成応援団という実質的な信託報酬の割引制度があります。
募集開始は2019年12月2日から
「ひふみワールド+」の募集開始は2019年12月2日からで、運用開始は2019年12月13日となっています。
募集開始までの間に、いろいろな情報が出揃うでしょうし、どの金融機関で販売されるかも分かってくるでしょう。
「ひふみプラス」が好調でしたから、「ひふみワールド+(プラス)」を扱いたい金融機関も多いと予想されます。
もう少し、様子を見ましょう。