鎌倉投信の「結いだより」2019年12月号
2019年12月5日、鎌倉投信のレポートである「結いだより 2019年12月号」が掲載されました。
おじさんが忙しかったこともあり、ちょっと紹介するのが遅れてしまいました。
また、月初は直販投信各社の月次レポートが一斉に公表されるので。。。(言い訳です)
2019年12月の「結いだより」の内容
2019年12月号の主な内容は以下の通りです。
- 投資先の「いい会社」紹介 TOTO株式会社
- 「結い2101」運用報告等
- 第10回「結い 2101」受益者総会(その3 最終回)
- いい会社の本棚 ソウルドアウト 荻原会長 「下町ロケット」
- 鎌倉投信の草花
- いい会社のイイもの IKEUCHI ORGANIC監修「ななめドラム洗濯乾燥機」
- 運用コラム「運用で失敗しないために大切なこと」(その2 運用の目的を考えてみよう)
- 今月のShine(社員)資産運用部 古川さん
気になる記事を紹介していきます。
投資先の「いい会社」紹介 TOTO株式会社
今月は「いい会社」として、TOTO株式会社が紹介されていました。
トイレの便器、ウォシュレットなどの水回りでお馴染みのあのTOTOです。
鎌倉投信の投資先は、「匠」「共生」「人」の3テーマに分類されますが、今回の記事ではTOTOの「匠」と「共生」について説明されています。
汚れにくい便器を作るため職人技がたくさん用いられており、「匠」の特徴を持ちます。
また、TOTOの便器等は節水能力が高く、グローバルに水資源の保全に貢献しており「共生」の特徴も持ちます。
これら、「匠」「共生」の特徴が説明されているのですが、鎌倉投信の分類としては、TOTO株式会社は「人」のテーマで投資先に選ばれています。
どうして、「人」なのかというと、世代から世代にわたって創立者の志「先人の言葉」を引き継いでいくことに優れた会社だからだそうです。
鎌倉投信の顧客数
2019年11月末時点での顧客数ですが、20,024人と発表されました。
先月末がちょうど2万人でしたから、この1か月で24人増ということになります。
定期定額購入をしている顧客数は10,877人でした。
先月末の数値が10,922人でしたから、この1か月で45人減ということになります。
顧客数は増えたのですが、定期定額購入の契約者が随分と減ってしまったのが気になります。
基準価額が上昇してしまうと、どうしても売却したくなってしまいます。
売却に動くような顧客の場合、定期定額購入すら止めてしまう傾向があるのかもしれません。
いい会社の本棚 ~ Book Shelf ~
このコーナーでは、鎌倉投信の投資先である「いい会社」の経営者・社員の方々がオススメの一冊を紹介してくれます。
さわかみ投信の「長期投資だより」にある「澤上篤人 俺の本棚」に似ていますね。
今月は、ソウルドアウト株式会社の荻原猛会長が「下町ロケット」 を紹介しています。