退職後の理想のライフスタイルを考えさせてくれるセゾン投信のコラム
セゾン投信には長期投資を楽しむために、役立つコラムが用意されています。
2019年8月から開始されたトコトンコラムです。
現在は、「バンガードによる退職に向けた投資計画」シリーズが月1ペースで公開されています。
- 第1回 「早期退職に備える!資産運用4つのステップ」
- 第2回 「引退後も経済的安定を得よう!」
2019年10月24日、第3回として「考えてる?退職後の理想のライフスタイル」が公開されていましたので紹介します。
毎回のコラムはためになるのですが、今回のコラムは退職後に備えるのに本当に役立ちそうな内容です。
お金以外に備えるべきものにフォーカスされています。
投資の必要性を唱えるだけではない
退職(リタイア)するまでに経済的に備えておくべきこと、各金融機関が何度も繰り返して言ってくれています。
昨今は、行政もiDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAを通して、老後に金銭面で備える必要性を啓蒙しています。
そんな中で、お金以外での退職後の生活に備えるべきヒントが提示されていました。
- ボランティア活動を検討する。
- 「オフピーク(混雑していない)」時間に用事を済ませる。
- 医者に診てもらい、詳細な健康診断を受ける。
- これから住む場所について考える。
- 金銭面の棚卸しをする。
退職後に何をどのように行うかというスケジュールを立てていくことの必要性が語られています。
結局の所、健康状態、住むところ、何をするかによって、生活にかかる費用は大きく変わってきますよね。
むしろ、お金を貯めることや運用することよりも、こういったことを考えていかないといけないと思いました。
セゾン投信のコラムを書いているのは
セゾン投信のこのような役立つコラムですが、セゾン投信の社員が執筆してるのではありません。
バンガードの方が書いておられるコラムになります。
正式に所属とお名前を説明すると以下の通りです。
バンガード・インベストメント・ストラテジー・グループのバンガード・パーソナル・アドバイザー・サービスという部署のシニア・ファイナンシャル・アドバイザーをやっておられるシャロン・マクファデン氏が執筆しているコラムです。
さすが、約600兆円を運用するバンガードです。 組織の大きさも感じますね。
このように、セゾン投信が運用先であるバンガード社と連携して、投資家に役立つ情報を提供してくれるのはうれしいことですね。
セゾン投信は、ファンド・オブ・ファンズ形式で運用するので、直接企業に投資しているわけではありません。
しかし、こうした運用先との連携が見られるのは直販投信らしい感じがします。