クローバー・アセットマネジメントの2020年5月レポートを紹介します。
クローバー・アセットマネジメントで働く人たちのことや直販の4ファンドについていろいろ見ていきましょう。
クローバー・アセットマネジメントの2020年5月次レポート
2020年5月14日、クローバー・アセットマネジメントの2020年5月月次レポートが公開されました。
月次レポート あいのりMonthly|株式会社パリミキアセットマネジメント
コドモファンド・浪花おふくろファンドの月次レポートです。
2020年5月のレポートの内容
クローバー・アセットマネジメントの月次レポートは本編「Time×Space」と、付録の「えーでるわいす」の2部で構成されています。
今月は以下の記事がありました。
- 「Time×Space」
- 確かな未来に長期投資
- YASUのマーケット・ストラテジー
- マーケットコメント
- ファンド仲間から
- ファンドの運用報告
- 「えーでるわいす」
- クローバー・フェイスブックから
- わたしの茶色い妹2
- お知らせ等
確かな未来に長期投資
社長の多根氏のからメッセージです。
コロナウイルスについて、ここまでに日本でひろまってしまったからにはゼロにするのは難しいと説明しています。
個人的な見解でしょうが、集団免疫の獲得がある程度の人(60%)までひろがるのを待つしかないようだとも言っています。
コロナウイルスの情報は多く、そして毎日変化しています。
変化が多い中で将来を予測するのは難しいが、はっきりしている長期的な変化だけを抑えておこうというのが今回のメインテーマです。
今、確実にいえることとして以下の点をあげています。
- 世界中の中央銀行が金融市場に資金を供給している。
- 実体経済を一時ストップさせてしまったこと。
- 新型コロナが流行したことで社会に大きな変化が起きる。
生活様式や価値観まで含めて大きな変化に対応していかなければならないようです。
ファンドの運用報告
4月の成績は4つのファンドともに好調で、5~6%程度の基準価額の上昇となりました。
気になったのは、「浪花おふくろファンド」を除く3本のファンドで「月初にキャッシュ比率を高めるため、TOPIX ETFを全売却しました。」という言葉があったことです。
実際に、現金比率は高くなってきており、「らくちんファンド」と「コドモファンド」は20%近くにまで上昇しています。
意図的に売却してキャッシュ比率を上げると明記しているわけですから、いわゆる二番底を見通してのことなのかもしれません。