鎌倉投信の「結いだより」
2019年11月6日、鎌倉投信のレポートである「結いだより 2019年11月号」が掲載されました。
月初めは、直販投信各社が続々と月次レポートを発行するため、おじさんが読むのも書くのも間に合いません。
レポートが出るのが一番早い「さわかみファンド」の月次レポートは早々に終わらせたのですが、一つ一つ紹介していきますね。
今月の「結いだより」の内容
2019年11月号の主な内容は以下の通りです。
- 2019年12月より発行日・発送日が変わります
- 投資先の「いい会社」紹介 平田機工株式会社
- 「結い2101」運用報告等
- 第10回「結い 2101」受益者総会
- いい会社訪問 スノーピーク(報告)
- コツコツはじめよう!積立投資で資産形成(最終回)
- 運用コラム「なぜ人は投資で失敗するのか・・・」
では、いくつか気になる記事を紹介していきます。
2019年12月より発行日・発送日が変わります
表紙の右隅に小さく掲載されている小さな内容ですが、おじさんは見逃しません。
来月から、レポートの発行日が変更になり以下の通りになります。
- WEB :第4営業日 発行
- 郵送:第8営業日 発送
鎌倉投信の「結いだより」はWEBサイトでは次のように説明されています。
「結いだより」は投資信託「結い 2101」の月次運用報告書としての役割を担いつつ、投資家のみなさま、投資先の企業、鎌倉投信を結ぶことを目的としています。毎月第3営業日に、前月末時点での運用の内容等を受益者の皆様に報告しています。
引用:鎌倉投信|結いだより
鎌倉投信の「結いだより」は「毎月第3営業日」に作成することが説明されていますが、来月号(2019年12月号)からは第4営業日の発行になるわけです。
WEBで閲覧できるのが、1日営業日遅くなってしまいますが、毎月楽しみに待つしかありませんね。
投資先の「いい会社」紹介 平田機工株式会社
今月号は、いい会社として「平田機工株式会社」が特集されています。
鎌倉投信の投資先は、「匠」「共生」「人」の3テーマで分類されますが、平田機工株式会社は「共生」のテーマで投資先に選ばれています。
様々なメーカーの生産設備を設計・構築する企業であり、鎌倉投信としては「匠」の要素も強いとみているようですが、「共生」を評価しているようです。
理由としては、大企業の多くが東京に本社を置くなかで、同社は熊本に本社を戻したそうです。
本社を地元の熊本に置くことで、雇用創出などで地元への貢献ししています。
偶然かもしれませんが、今月も先月も鎌倉投信の「いい会社」は、会社名に社長の名前が含まれますね。
2019年10月号 株式会社鈴木 代表取締役社長 鈴木教義
2019年11月号 平田機工株式会社 代表取締役社長 平田雄一郎
おそらく、創業者の方か創業家の方なのでしょうが、それが悪いわけではありません。
さわかみ投信もトヨタ自動車もそうですし。。。
コツコツはじめよう!積立投資で資産形成(最終回)
とうとう最終回になってしまいました。
先月が第3回でしたので、今回が4回目で最後となるようです。
積立投資についての良さが力説されているわけですが、今回のポイントは以下の2点です。
- 「時間的な手間」・・・購入タイミングを悩んだり、注文を出す手間。
- 「金銭的な手間」・・・振込手数料。自動引落なら不要となる。
おじさんも積立投資のポイントとして、手間が省ける点は大きいと思っています。
ただ、おじさん的には、購入タイミングで悩むことは「心理的な手間」と言いたいです。
また、この記事では積立投資とスポット購入の併用もできることが提案されていました。
積立とスポットの併用はおじさん的には120%賛成です。
運用コラム「なぜ人は投資で失敗するのか・・・」
鎌倉投信の社長である鎌田氏による運用コラムです。
資産運用の世界で30年以上やってきても、投資で成功している人に出あることは滅多にないそうです。
鎌田氏によれば、投資で成功する人と失敗する人の基本的違いは「続けることができる人」かどうかがポイントになります。
仕事でもスポーツでも目標・目的をはっきりさせそれに向かっていくプロセスが重視されますが、日本では投資において目的意識が弱いらしいのです。
何のために投資をしているのかという目標・目的をはっきりさせることが投資で成功する一歩なのかもしれませんね。