セゾン投信「NEWS LETTER」 2019年11月号
2019年11月6日、セゾン投信の「運用レポート」「NEWS LETTER」が掲載されました。
また、セゾン投信では、動画レポートとして、市場動向や運用するファンドの運用報告の動画も3本ほど用意されています。
セゾン投信「NEWS LETTER」 2019年11月号の内容
それでは、今月号の「NEWS LETTER」の内容を見ていきましょう。
今月号の内容は以下の通りです。
- 今月のセゾン投信口座数
- 長期投資仲間へのメッセージ vol.152 『新常識となる生涯運用』
- 『当たり前の未来という価値を作る』 ~生活者に寄り添い続けるブレない強さ~
- つみたてNISAを始めてみませんか?
今月は、社長のメッセージに新サービスの予兆が含まれていました。
今月のセゾン投信口座数
レポートの1ページ目、右上には毎月口座数が発表されています。
2019年10月31日付けのセゾン投信顧客数は、143,462件でした。
先月発表された、2019年9月30日の顧客数が143,098件でしたので、10月の1ヶ月間で364件の純増ということが分かります。
さわかみ投信が10月30日付けの顧客数が、116,401名で前月比+27名でしたので、セゾン投信の健闘を感じることができますね。
長期投資仲間へのメッセージ vol.152 『新常識となる生涯運用』
毎月、最初の記事はセゾン投信の社長である中野晴啓氏のメッセージで始まります。
「人生100年時代」という言葉が使われるようになりましたが、新しい時代に対応して老後の人生設計の考え方も変えていかなければならないと中野氏は言っています。
「長生きリスク」という言葉について、おじさん的には好みではないのですが、パーソナルファイナンスの観点からは正しい表現でしょう。
寿命が長いという「長生きリスク」に対応するべく、資産寿命も延ばしていかなければならないというのが今月のメッセージの要点です。
寿命が延びればリタイア後の生活期間も長くなります。
ですから、資産を運用しつつ、計画的に取り崩していくこと「遣い(つかい)ながら殖やす」資産管理が新常識となると説明しています。
メッセージのなかに「定時解約サービス」の準備中と発言!
計画的に資産を取り崩していく方法としては、保有する投資信託について、毎月定額を解約していくよりも、毎月定口を取り崩すほうがよいと言っています。
具体的にシミュレーションみないと定額解約と定口解約の差が分かりませんが、セゾン投信では、「定時解約サービス」の準備に動いているそうです。
保有する投資信託を定期的に自動で解約してくれるサービスはそれほど普及しておらず、直販投信だとありがとう投信が導入しているぐらいです。
ただし、ありがとう投信が提供しているのは金額単位で解約するものです。
SBI投信も似たようなサービスとして「投資信託定期売却サービス」を用意していますが、できるのは金額単位での解約です。
セゾン投信が定口の解約サービスの提供を始めれば新しいサービスとして注目を集めるかもしれません。
セゾン投信の「定時解約サービス」がいつ正式発表となるのかが楽しみですね。
『当たり前の未来という価値を作る』 ~生活者に寄り添い続けるブレない強さ~
ゲストからの応援メッセージでは、一般社団法人 安心R住宅推進協議会の代表理事である三津川真紀(みつかわ まき)氏がセゾン投信へのメッセージをおくっています。