ユニオン投信の2020年2月「月次レポート」
2020年2月6日、ユニオン投信の2020年2月「月次レポート」が作成されました。
ユニオン投信|2020年2月「月次レポート」第135号(PDF)
気になる内容をご紹介します。
2020年2月「月次レポート」の内容
ユニオン投信の今月号のレポートの内容は以下の通りです。
- 未知のモノへの恐怖がもたらす市場の混乱
- ユニオンファンド運用状況
- 2020年1月の市場動向と運用状況
- 業務管理部からのお知らせ
- セミナーのお知らせ
未知のモノへの恐怖がもたらす市場の混乱
冒頭はユニオン投信の代表取締役社長兼運用部長である久保田徹郎氏です。
今月は、やはり新型コロナウイルスの話題です。
中国でも日本でも感染が拡大しており、未知のウイスルであることもり、世界的に心配されているのが現状です。
一方、久保田氏が指摘しているのは米国のインフルエンザです。
米国では、2017-18 年のシーズンにインフルエンザにからむ死者が6万1000 人に達しています。
もの凄い数の方が、インフルエンザでなくなっていますが、米国経済が危機に陥った話は聞きません。
これに比べると新型コロナウイルスでの死亡はまだまだ本当に少ないです。
冷静に考えれば、新型コロナウイルスで経済危機になるわけないのかもしれません。
それでも、新型コロナウイルスを恐れてしまうのは、未知のウイルスであり治療法も確立されていないからでしょう。
「今回の新型ウイルスとそれによる病気 が世界経済に重大な影響をもたらすというのは、あくまでも私個人の考えですが、やはり怖がり過ぎに思えます」と久保田氏は締めくくっています。
ユニオンファンド運用状況
2020年1月末のユニオンファンドは、基準価額24,991円、純資産総額は74億円でした。
毎回掲載されていますが、「ファンドの特徴」を今回はご紹介します。
- 長期で「債券」の収益率を上回ると思われる「株式」に投資します
- 世界の経済成長を享受するため、「グローバル」な視点で投資します
- 専門性の高い複数ファンドに投資する「ファンド・オブ・ファンズ」で運用します
- 実績のある資産運用会社の「アクティブ」ファンドに投資します
- 株価が割高と思われるときには現金比率を高め、割安局面での買い増しに備えます
これを見るだけでユニオンファンドがどんな運用をしてくれるのか分かりますね。
2020年2月のユニオン投信のレポートを読んで
今回は、改めてユニオンファンドの「ファンドの特徴」をご紹介しました。
それには、理由があります。
先日、ユニオンファンドが 73カ月連続の資金流入であるとのニュースがありました。
純資産総額はまだまだなんですが、本当の意味で投資家からの支持を得ている証拠と言えるでしょう。
そんなに支持されるファンドのどんなファンドなのかもう一度確認したくなりました。
設定来の複利年率も8.45%なので実績も十分です。
直販投信の中でもちょっと地味目の存在ですが、今後注目されるでしょう。