鎌倉投信の「結いだより」2020年1月号
2020年1月9日、鎌倉投信のレポート「結いだより 2020年1月号」が掲載されました。
新しい年最初の「結いだより」を見ていきたいと思います。
2020年1月の「結いだより」の内容
- 社長挨拶 『資産運用における個人自立の時代』
- 2019年の振り返り
- 「結い2101」運用報告等
- LINE公式アカウントを開設しました!
- 「いい会社の経営者講演」マイファーム西辻社長
- 今月のShine(社員)内定式
- 運用コラム『「結い 2101」のキャッシュ比率について』
社長挨拶 『資産運用における個人自立の時代』
毎回、最初の記事は「いい会社」紹介なのですが、今回は社長の鎌田氏の挨拶から始まります。
なお、同様の記事がブログにも掲載されています。
鎌倉投信の運用する「結い2101」は2010年3月29日から運用か開始したので、もうすぐ10年になるそうです。
ここまでファンドの会社も成長して大きくなり、受益者数は役2万人、純資産総額は415億円にまで達しました。
この10年間の感謝からはじまり、後半は、タイトルにもあるように「個人自立」がテーマとして語られています。
令和の時代には仕事、生き方、経済面において「個々の自立が求められる」だろうと説明されています。
確かに少子高齢化の進み方や、経済構造、働き方などが大きく変わっていくなかで、そのような方向になると思われます。
さて、鎌倉投信は主に資産形成を通して私たちが経済的に自立することを助けてくれる存在だと思います。
鎌田氏によると、投資で成功するかしないかは、自分なりの投資スタイルを持って「続けられる人」か「そうでない人」がだそうです。
「つづけれない人」とは、結局、相場に振り回される人のことを言うようです。
今年1年、自分なりの投資スタイルをやり続けることが勧められていました。
おじさんの目標にも加えておきます。
LINE公式アカウントを開設しました!
鎌倉投信のLINE公式アカウントが開設されました。
メールや郵送を中心とした情報配信に、LINEという経路が加わります。
LINE限定コンテンツも準備されているようですので、鎌倉投信ファンは必見です。
おじさんもさっそく登録しました。
運用コラム『「結い 2101」のキャッシュ比率について
鎌倉投信のキャッシュ比率の秘密について知ることができる記事です。
鎌倉投信が運用する「結い2101」は、現金(キャッシュ)比率が比較的高くなっています。
2019年末現在では37%です。
「結い2101」がキャッシュ比率を高く保つ大きな理由が二つ説明されていました。
一つが、現金を多く持つことで、ファンド全体のリスクを調整しているそうです。
もう一つは「流動性の確保」だそうです。
これは、全く知りませんでした。
ファンドは顧客からの換金注文があった場合、現金を持っていなければ、保有する株式を売って現金を用意しなければなりません。
流動性が高い株式であれば、すぐに売却して現金を用意できるのですが、流動性が低い株式だと簡単に多くは売却できないのです。
これが、鎌倉投信が流動性の低い株式に投資できる理由です。
鎌倉投信の顧客数
最後に、鎌倉投信の顧客数を見ておきましょう。
2019年末時点での顧客数は、20,061人と公表されました。
先月末が20,024人でしたから、37人増加しています。
定期定額購入の契約者は10,852人でした。
先月末が10,877人でしたので、25人減です。
定期定額購入の契約者が先月同様、減少してしました。
決めた投資スタイルを「続けられない人」がいるみたいで、ちょっと残念です。
おじさんは定期定額購入はやめません。