レオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみワールド+」が鳥取銀行でも販売されるようになりました。
鳥取銀行で「ひふみワールド+」を購入する場合のメリット・デメリットなどを整理します。
ひふみワールドプラスの販売会社に「鳥取銀行」
2020年7月6日から、鳥取銀行でも「ひふみワールド+」が販売されることが発表されました。
鳥取銀行で「ひふみワールド+」を購入する場合
まずは販売会社に加わった鳥取銀行について見ていきましょう。
鳥取銀行とは
鳥取銀行は名称からも分るとおり、鳥取県を中心に営業する地方銀行です。
鳥取県外にも、島根、岡山、広島などに12の支店があります。
従業員は926人で、東京証券取引所第一部に上場している企業でもあります。
島根銀行で「ひふみワールド+」を購入する単位は?
購入単位は1万円以上1円単位となっているようです。
ただし、積立投資の場合は1000円以上1000円単位で購入できます。
少額からの積立投資に対応しているのは嬉しいですね。
鳥取銀行の「ひふみワールド+」販売手数料は?
鳥取銀行で「ひふみワールド+」を購入する場合は以下の手数料がかかります。
<店頭取扱及び定時定額コースの場合>
- 1000万円未満:3.3%(税抜3.0%)
- 1000万円以上:2.2%(税抜2.0%)
結構、高額な手数料が取られてしまいます。
1000万円以上買ったとしても、2.2%かかってしまうので、この点は残念ですね。
一方、インターネットでの取引は、これより20%オフの手数料となります。
<インターネットバンキング取扱の場合>
- 1000万円未満:2.64%(税抜2.4%)
- 1000万円以上:1.76%(税抜1.6%)
それでも、なかなか高い手数料ですね。
積立投資(定時定額コース)の場合は、せめて手数料を安くして欲しい気がします。
鳥取銀行なら「ひふみプラス」も買える!だけど・・・
鳥取銀行は、レオス・キャピタルワークスが国内株式を中心に運用する「ひふみプラス」も販売しています。
しかし、鳥取銀行では「ひふみプラス」も販売手数料は無料ではありません。
「ひふみワールド」よりは少し安く設定されていて、販売手数料は2.2%(税込)です。
また、「ひふみプラス」はつみたてNISAの対象ファンドであるにも関わらず、鳥取銀行ではつみたてNISAで購入することができません。
鳥取銀行でファンドを買うのはオススメできない
残念ながら、鳥取銀行で投資信託を購入するのは、あまりオススメできません。
レオス・キャピタルワークスのファンドであるかどうかに関わらず、ノーロードファンド(販売手数料ゼロ)は、わずか数本しかありません。
商品ラインナップも少ない上に、販売手数料がかかりますので、残念ながらオススメできないのです。
ただ、つみたてNISAには対応しているので、つみたてNISAのファンドにお気に入りのファンドが見つかれば鳥取銀行で積立投資をするのはアリかもしれません。
しかし、レオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス」は、鳥取銀行ではつみたてNISAの対象となっていません。
「ひふみワールド+」の販売会社は35社に
鳥取銀行が販売会社に加わることになり、「ひふみワールド+」が購入できる金融機関は全部で35社となりました。
現在、「ひふみワールド+」は、以下の18の銀行、16の証券会社、1つの信用金庫で取引することができます。
<銀行、合計18行>
岩手銀行
関西みらい銀行
熊本銀行
十八銀行
親和銀行
但馬銀行
千葉興業銀行
福岡銀行
ジャパンネット銀行
荘内銀行
四国銀行
栃木銀行
ソニー銀行
イオン銀行
秋田銀行
佐賀銀行
青森銀行
鳥取銀行(追加)
<証券会社、合計16社>
エイチ・エス証券
SBI証券
七十七証券
とうほう証券
長野證券
百五証券
ひろぎん証券
マネックス証券
ライブスター証券
楽天証券
松井証券
岡三オンライン証券
フィデリティ証券
auカブコム証券
あかつき証券
中銀証券
<その他の金融機関>
広島信用金庫