2020年6月のセゾン投信のレポートを紹介します。
コロナの影響が続きますが、どんなメッセージがあるでしょうか?顧客数はどうなっているでしょうか?
セゾン投信の2020年6月号レポート
2020年6月3日、セゾン投信の月次レポートが公表されました。
セゾン投信のレポートは、「NEWS LETTER」とファンドごとに「運用レポート」があります。
また、3つの動画レポートもあります。
この動画はレポートをじっくり見るのは面倒くさいと思う人にぴったりです。
セゾン投信「NEWS LETTER」 2020年6号の内容
今月の「NEWS LETTER」を紹介します。
- 今月のセゾン投信口座数
- 長期投資仲間へのメッセージ vol.159『長期投資の合理的優位性』
- ゲストからの応援メッセージ『すべての人に投資の喜びを』
- 特別編 なかのはるひろ旅日記@バーゼル・ロンドン
- セミナー&イベント情報
- セゾン投信の「共通KPI」実績のご報告
- 買付・解約 受付不可日のお知らせ
- お客様窓口 営業時間短縮のお知らせとお願い
- スタッフのつれづれだより
今月のセゾン投信口座数
セゾン投信のレポートは表紙右上の顧客数から見ていきます。
2020年5月29日時点でのセゾン投信の口座数は146,217件となりました。
4月末が145,848件でしたので、1カ月で369件も増えています。
先月よりも増加数は多く、順調に口座数が増えているようです。
長期投資仲間へのメッセージ vol.159『長期投資の合理的優位性』
コロナの影響が止まりません。
先進国は収まりつつあるものの、犠牲者は数万単位で出ています。
1,2年はウィズコロナを考えていく必要がありそうだと説明しています。
ただし、マーケットは情緒で動いてしまっている点を指摘しています。
コロナが流行しはじめて、大暴落したと思ったら、経済再開による機会から株価が急激に戻ったりします。
このような今の市場を中野氏は「実体経済が有する本源的価値とは別次元に乖離した、非合理なランダムウォーク」と言っています。
特別編 なかのはるひろ旅日記@バーゼル・ロンドン
中野社長のヨーロッパ出張が写真付きで紹介されています。
コロナが流行るギリギリのところでの出張だったようです。
先月はパリでしたが、今月はロンドンです。
予定がズレてしまったみたいで、パリでは全然ゆっくりできなかったようです。
セゾン投信の「共通KPI」実績のご報告
2020年3月末の共通KPIの数値が説明されています。
結果は「66%」
これは、顧客の66%が含み益となっているということを意味します。
コロナ相場のなかではまずまずの成績ではないでしょうか。
でも、去年は97%だったわけですから、相場によって大きく変わってしまうという問題点があると思います。
あと、投信おじさんが「共通KPI」に否定的なのは計算式にもあります。
ここでは詳しく書きませんが、「運用損益別顧客比率」の式は不思議な式を使っているんですよ。