2020年2月28日、さわかみ投信が運用するさわかみファンドの「月次レポート」が公開されました。
最高投資責任者のコメントや顧客数の推移について見てみましょう。
さわかみ投信2020年2月月次レポート
2020年2月28日に、さわかみ投信の月次レポートがでました。
さわかみ投信の月次レポートは毎月月末に発行されまます。
しかも、当日までの内容がその日のうちに受け取れます。
口座保有者には、月末までのポートフォリオが月末のうちに受け取れるという、なんともスピーディーなサービスです。
さわかみ投信の2020年2月月次レポートの内容
今月号のさわかみファンドの月次レポートは以下の通りです。
- 船長よりファンド仲間の皆さまへ
- 今月の航海日誌
- ファンド情報
- 定期定額購入サービススケジュール
- お知らせ
- 基準価額・総口数の推移(グラフ)
- 純資産総額・現金等の推移(グラフ)
船長よりファンド仲間の皆さまへ
冒頭は代表取締役社長の澤上龍氏からファンド仲間へのメッセージです。
今月も新型コロナウイルスの話題かと思っていましたが、ぜんぜん違いました。
さわかみファンドのポートフォリオにおいて組入比率第1位を日本電産株式会社についてのお話です。
1月下旬からずっと新型コロナウイルスのニュースにばかり気が取られていましたが。
日本電産の社長交代という大きなニュースがあったことを忘れていまいた。
新社長は日産自動車のナンバー3の関氏だったのも話題になりました。
社長交代になった日本電産ですが、会長にはカリスマ経営者の永守氏がいます。
今回は、こうしたカリスマ経営者からの交代の難しさについて書かれています。
今月の航海日誌
最高投資責任者の草刈貴弘氏による運用に関する説明です。
今月の運用状況としては、
買い 8社、11億円
売り 5社、12億円
新規組入1社、そしてポートフォリオから1社が外れた説明されています。
2月前半は株価が盛り返したため、一部利益確定をすすめて、その一部を新規の買付に回した格好になったとしています。
大暴落時には、しっかり買い支えるというようなメッセージがさわかみファンドとしてはありそうですが、今回はありません。
現金比率が他のファンドと比べてあまり高くないからかもしれません。
ファンド情報
2020年2月27日時点での顧客数と定期定額購入の契約者数を見ていきます。
顧客数(直販分):116,516名(前月比+56名)
先月は前月比が+21名でしたが、今月は+56になったので増加スピードは増しているようです。
一方、定期定額購入サービスの契約数は以下の通りです。
定期定額購入契約数:36,279名(全体比31.1%)
全体比は先月末から0.1ポイント減って31.1%で、契約数は22名の減少です。
積立投資は、暴落時に続けて行くことでドルコスト平均法の効果が出てきます。
来月は、定期定額購入契約者は増加するといいですね。