ユニオン投信の2020年4月の月次レポートを紹介します。
久保田徹郎氏からのメッセージや今後の見通しを説明しています。
新型コロナウイルスの影響はそれほど長引かないと読んでいるようです。
ユニオン投信の2020年4月「月次レポート」
2020年4月6日、ユニオン投信の2020年4月「月次レポート」が作成されました。
ユニオン投信|2020年4月「月次レポート」第137号(PDF)
気になる記事を紹介します。
2020年4月「月次レポート」の内容
2020年4月のユニオン投信のレポートの内容は以下の通りです。
- 危機に立ち向かう
- ユニオンファンド運用状況
- 2020年4月の市場動向と運用状況
- 業務管理部からのお知らせ
危機に立ち向かう
代表取締役兼運用責任者の久保田氏のメッセージです。
新型コロナウイルスの影響で、金融市場は大きな影響を受けています。
そんな中で、ユニオンファンドも基準価額が約3割下落してしまいました。
投資に対して不安を抱く投資家も少なくないでしょうが、ユニオン投信では連日スポット購入が続いていると述べられています。
また、積立投資の金額も賞与などで増額する月を除けば過去最大レベルだそうです。
ユニオンファンドは資金流入が続くファンドとして取り上げられることも多いのですが、コロナウイルスがあってもその傾向は変わりないようです。
コロナウイルスが猛威を振るう現在、運用会社としてできることは、以下の二つだといっています。
- 運用者として、下がった時にも動じることなく、むしろ下がったらからこそありがたく買い増しを続けること
- 販売者として、安心して投資を続けていただけるよう、メッセージを発信し続けること
2020年4月の市場動向と運用状況
タイトルが「2020年4月の市場動向と運用状況」となっていましたが、恐らく「2020年3月の市場動向と運用状況」が正しいと思います。
昨年9月以来の買い増しを行なったと説明されています。
株価暴落の影響もあってか、組入比率は一時的に84%台にまで下落しましたが、買い増しで89.0%まで上がったそうです。
やはり、コロナ問題が永遠に続くわけではありませんから安値で買い付けましたね。
今後の見通しとしては、コロナの影響は長く続かないとしています。
コロナの影響は半年、長くても年末ぐらいまでにはある程度状況が改善すると久保田氏は言っています。
状況を見ながらさらに買い増しをして、組入比率を高める予定だそうです。