ユニオン投信の2020年5月の月次レポートを紹介します。
久保田社長のメッセージや今後の見通しを説明しています。
ユニオン投信の2020年5月「月次レポート」
2020年5月11日、ユニオン投信の2020年5月「月次レポート」が作成されました。
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ユニオン投信|2020年5月「月次レポート」第138号(PDF)
では、気になる記事を紹介します。
2020年5月「月次レポート」の内容
2020年5月のユニオン投信のレポートの内容は以下の通りです。
- 危機に立ち反転した相場を眺め直す
- ユニオンファンド運用状況
- 2020年4月の市場動向と運用状況
- 業務管理部からのお知らせ
危機に立ち反転した相場を眺め直す
ユニオン投信代表取締役の久保田徹郎氏のメッセージからみていきましょう。
コロナの影響で暴落した株式市場ですが、2020年3月から反発しています。
この反転した相場の中で期待すべきことと注意すべきことが説明されていました。
もっとも、このような反発はユニオンファンドとして想定したシナリオのなかでは一番楽観的なものだったようです。
それもあって、買い増しを行なってきたそうですが、今後も引き続き注視していかなければならないと言っています。
特に以下のようなことが懸念材料となりえるようです。
- 「テクニカルな売りの一巡や政策期待による上げの後、実体悪に再度売り叩かれる」
- 「感染の再燃や、いくつか大きな企業破綻などが起こり、そのたびに回復相場は中断する」
2020年4月の市場動向と運用状況
ユニオンファンドが投資先する外国株式のファンドが特に順調で基準価額の上昇に貢献したそうです。
また、4月は少し買い増しを行なったため、組入比率は上昇して90.1%となったと説明されています。
市場は「最悪期は過ぎた」との見通しを織り込んで順調に推移していますが、ここからは、「そう簡単にはいかない」という慎重な見方が増える余地があります。
そうなると、市場が混乱することも予想しなければならないとしています。
とはいえ、ファンドとしては株価下落はチャンスなので買い増しをする方向で前向きに運用していくようです。