セゾン投信が運用する「セゾン資産形成の達人ファンド」の資金流入金額が過去最高になったようです。
特別に大口の資金が入ったのではないようで、地道に資産形成を訴えてきたセゾン投信の成果といえるでしょう。
2020年3月の「セゾン資産形成の達人ファンド」の資金流入
当サイトの独自推計によると、「セゾン資産形成の達人ファンド」の2020年3月の純資金流入が約22億円となり、過去最高になったようです。
2020年3月は、新型コロナウイルスの影響で、市場は大混乱で年初から大幅に下がってしまいました。
しかし、「セゾン資産形成の達人ファンド」では、悲観的な解約で多くの資金が流出することもなく、資金流入が大幅に上回るという結果になっています。
これで、39カ月連続の資金流入超過となります。
「セゾン資産形成の達人ファンド」の安定した資金流入
「セゾン資産形成の達人ファンド」の過去2年間の資金流出入をグラフにしました。
2020年3月は約22億円と過去最高の資金流入になりました。
これまでは、2019年8月の約17億円が過去最高でしたが、これを大きく上回りました。
安定した資金流入の秘密
「セゾン資産形成の達人ファンド」は、毎月10億円ほどの資金流入超過となっています。
多少の上下はありますが、比較的安定的に資金が流入していることが分かります。
やはり、積立投資をしている顧客が多いことが影響しているようです。
セゾン投信は顧客全体の62.7%が積立投資を契約しています。(2019年12月10日現在)
「セゾン資産形成の達人ファンド」には、毎月10億円前後の資金が安定的に入ってきていると思われます。
こうした、ベースとなる資金流入があるので、「セゾン資産形成の達人ファンド」は安定した資金流入を誇ることができています。
まとめ:積立投資と顧客フォローの結果!
「セゾン資産形成の達人ファンド」は、毎月10億円の安定した資金流入が見込めます。
多少解約が膨らんでも資金流出超過となることはないでしょう。
そう考えると、積立投資の威力は運用会社にとっても強力だと思いました。
また、セゾン投信は相場が混乱したときのフォローもしっかりしているように思います。
SNS、動画配信、レポートなどで、顧客に向けて積立投資の意味や慌てることがないようにというメッセージを発信しています。
積立投資という安定した資金流入に加えて、セゾン投信にもっとお金を預けたいと思う投資家が増えたことが今回の資金流入過去最高に繋がったのでしょう。