鎌倉投信が毎月発行する「結いだより」2020年4月号を紹介します。
鎌倉投信の「結いだより」2020年4月号
2020年4月6日、鎌倉投信のレポート「結いだより 2020年4月号」が掲載されました。
2020年4月の「結いだより」の内容
2020年4月号の「結いだより」は以下のような構成です。
- 社長挨拶『新たな価値は混沌から生まれる』
- 「結い2101」運用報告等
- 投資先のいい会社紹介 未来工業
- 「結い 2101」運用報告会 WEBライブ配信
- 投資先の「いい会社」の事業活動
- 運用コラム「株価下落と企業価値」~割引率~
社長挨拶『新たな価値は混沌から生まれる』
鎌倉投信の「結い2101」は、2010年3月29日から運用を開始して10年経過したこともあり、10年の振り返りが書かれています。
267人からの3億円でスタートした同ファンドは、現在では20,275人、381億円にまで成長しています。
コロナウイルスを含めて様々な自然と戦ってきた人類ですが、自然から見ると人類の営みが脅威に見えるかもしれないと鎌田氏は言っています。
だからこそ、自然を含めた社会との調和のうえに発展する「いい会社」に投資を続けるそうです。
大切な観点だと思いました。
「結い2101」運用報告等
新型コロナウイルス影響で「結い2101」も大きな影響を受けたと思っていましたが、2020年3月末の基準価額は前月比マイナス0.4%で17,409円で終わっています。
TOPIX(東証株価指数)が7.1%の下落となるなかで、随分小さな変動に収まりました。
現金比率もほとんど変わらず33.3%となっています。
個別の投資先では、「オイシックス・ラ・大地」や「小林製薬 」が上昇した一方で、「タムロン」「ニッポン高度紙工業」等の株価が下落したと説明されています。
投資先のいい会社紹介 未来工業
今月の「いい会社」は未来工業が紹介されています。
未来工業は、住宅向けの電気設備資材、排水・ガス設備資材などの建築資材を製造・販売している会社です。
鎌倉投信では未来工業の企業文化に着目して「人」のテーマで投資をしています。
今では、日本一ホワイトな企業と呼ばれることもある未来工業の「常に考える」企業文化が評価されています。
鎌倉投信の顧客数
最後に鎌倉投信の顧客数です。
2020年3月末の顧客数は20,275人(前月比+101人)でした。
定期定額購入の利用者は10,836人(前月比-20人)です。
定期定額購入サービスの利用者は毎月減ってしまいましたが、顧客数の純増数は先月よりも倍増しています。