2020年2月14日、さわかみ投信の発行する月次レポートである「長期投資だより」2020年2月号が掲載されました。
2020年2月の「長期投資だより」
さわかみ投信の2020年2月の「長期投資だより」が発行されました。
さわかみ投信の毎月2回のレポートを発行しています。
「長期投資だより」は、中旬に発行されるレポートで、さわかみ投信では「月中レポート」と呼んでいます。
それでは、内容の一部を紹介します。
2020年2月の「長期投資だより」の概要
今月号の「長期投資だより」の主な内容は以下の通りです。
- スペシャルコンテンツ 「直販部チーム制セミナーのご紹介」
- コラム羅針盤 「豪華絢爛な都市ラスベガスで世界のエンジニアを尊重する」
- 組入企業紹介 リオン株式会社(6823)
- ファンド仲間の皆さま 「いいモノは良い、ソコへ行った人には必ず伝わる」
- 直販投信コラム:【第10回】税効果だけではない贈与
- 20周年感謝祭(九州・沖縄ブロック) 真っただ中!
- 澤上篤人「俺の本棚」:「本当の知性を身につけるための中国古典」
- 澤上龍の先憂後楽 「投資と運用⑦」
スペシャルコンテンツ 「直販部チーム制セミナーのご紹介」
さわかみ投信の直販業務を行っている直販部では6つのチームに分かれて、セミナーを企画しているようです。
すべてが投資に関係するセミナーではありませんが、チームごとに工夫がされていて、なかなか面白い企画だと思いました。
チームごとの以下のようなセミナーテーマが紹介されています。
- 明治の偉人に学ぶ資産づくり
- 子供を持つママパパに伝えたい長期投資
- 視点次第で長期投資の世界は広がる
- 東京エクセレンス向け勉強会
- 世代を超えた長期投資を
- 初心者限定のセミナー
特に興味深いと思ったのは、「明治の偉人に学ぶ資産づくり」です。
明治時代の偉人、本多静六、渋沢栄一、岩崎弥太郎などから資産形成について学ぶセミナーです。
彼らがどうやって財をなしたのかから、学べることも多そうです。
組入企業紹介 リオン株式会社(6823)
リオン株式会社が紹介されています。
日本ナンバーワンの補聴器メーカーです。
日本の補聴器利用率は約14%と、先進諸国と比べても低い水準だそうです。
そんな中でも、同社は装用者の生活環境やスタイルを把握し最適な補聴器を目指して開発しています。
直販投信コラム:【第10回】税効果だけではない贈与
さわかみ投信での相続や贈与について書かれています。
さわかみ投信では、毎年200を超える相続処理が行われているようです。
12万もの口座を持ち、ファンドを運用して20年も経過するわけですから、そのような需要が出てくるのも当然です。
実は、投信おじさんは相続や贈与の業務にちょっとだけ、携わったことがあります。
とにかく大変な処理です。
それを200件以上もこなしているとなると相当なコストと労力がかかっていると思います。
この記事では、長期投資の考え方も相続人に伝えることができるかという点が扱われています。
さわかみファンドを相続後、相続後すぐに売却してしまう相続人も少なくないようです。
せっかくの長期投資を次世代にも伝えたいと思っても、なかなか伝わらないようです。
この記事では、生前に一部を贈与して、相続人に思いをしっかり伝えるのも一つの方法として提案されています。