ユニオン投信の2020年9月の月次レポートを紹介します。
社長のメッセージや今後の見通しをみていきます。
ユニオン投信の2020年9月「月次レポート」
2020年9月4日、ユニオン投信の2020年9月「月次レポート」が作成されました。
ユニオン投信|2020年9月「月次レポート」第142号(PDF)
気になる記事を紹介していきます。
2020年9月「月次レポート」の内容
2020年9月のユニオン投信のレポートの内容は以下の通りです。
- 2つの危機のおさらいと教訓 ①
- ユニオンファンド運用状況
- 2020年8月の市場動向と運用状況
- 業務管理部からのお知らせ
2つの危機のおさらいと教訓 ①
ユニオン投信社長の久保田氏が、過去20年に起きた2つの危機についてまとめています。
そこから、今回のコロナショックに役立つ教訓があるはずです。
タイトルの最後に①がついていますから、来月は続きとして②があるということでしょう。
ITバブル崩壊
ありましたね「ITバブル」もう、20年も前のことになるのですね。
ヤフーの株価が1億円を超えたなんてことぐらいしか覚えていません。
リーマンショック
リーマンショックは記憶に新しい気がしますが、2008年9月のことですね。
米国のサブプライムローンが問題で金融市場全体が影響を受けました。
この2つの危機の概要が説明されたところで、今回の「コロナショック」に応用した教訓は何と来月です。
焦らすな~ 来月号を楽しみにしましょう。
2020年8月の市場動向と運用状況
市場を牽引しているのは米国のIT関連株だったようです。
新興国株はまずまず堅調、欧州株は横ばいだと説明しています。
そんななか、ユニオンファンドの基準価額は上昇し、24,761円となりました。
8月は特に売買もなく、月末時点の組入比率は、前月末とほぼ同水準の89.2%だったようです。
企業業績は米国を中心に堅調に推移しているとみているようですが、今後の見通しは楽観的ではないようです。
株価の割高感は一層強くなっており、「買い増しは当面慎重に行う考え」と久保田氏はいっています。