2020年6月30日、さわかみ投信の月次レポートが公開されました。
とはいえ、もう8月です。
いろいろ忙しくて、1ヶ月遅れでレポートを紹介します。
さわかみ投信2020年6月月次レポート
2020年6月30日に、さわかみ投信の月次レポートが公表されました。
1ヶ月経つと、リンクが最新のレポートに変わってしまいます。
以下のリンクから確認してください。
さわかみ投信の2020年6月次レポートの内容
今月号のさわかみファンドの月次レポートは以下の通りです。
- 船長よりファンド仲間の皆さまへ
- 今月の航海日誌
- ファンド情報
- 定期定額購入サービススケジュール
- お知らせ(人事)
- 基準価額・総口数の推移(グラフ)
- 純資産総額・現金等の推移(グラフ)
今月の航海日誌
2020年6月は基準価額としては大きな変化がなかったと、ファンドマネージャー草刈氏は説明しています。
細かい売買については以下の通りです。
- 買い:9社、9.2億円(1社新規組入)
- 売り:6社、12.9億円(2社売り切り)
少し売りが多かったみたいです。
6月は12億円ほどの資金流出となったようなので、売りが多くなるのは仕方がないのかもしれません。
注目したいのは、「これまで組入がなかった情報通信・情報サービスの企業への投資を勧めているという」コメントです。
確かに、さわかみファンドは製造業を中心に投資するファンドと言われてしまうこともあります。
こうしたイメージが大きく変わっていくことも必要でしょう。
今後に期待します。
ファンド情報
2020年6月29日時点での顧客数と定期定額購入の契約者数を見ます。
顧客数(直販分):116,936(前月比+58)
先月より伸びは鈍化していますが、顧客が伸びているようです。
定期定額購入契約数:36,454(全体比31.2%)
先月末は36,457名だったので、3名の減少です。
このところ、積立投資の契約数が増加傾向にあったのですが、減少となってしまいました。
さわかみマイルの効果がもう切れてきたのでしょうか?
お知らせ(人事)
今月は、人事のお知らせにも注目しておきたいです。
「船長よりファンド仲間の皆さまへ」の記事の下の方に新しい役員人事が掲載されています。
6月16日の取締役会を経て以下の人事が決まったと報告されています。
- 退任
- 本田正之(監査役)
- 永沢徹(監査役)
- 新任
- 高橋浩之(取締役→監査役)
- 左近充崇人(コンプライアンス室長)
- 水上成憲(管理部長)
新任の部長・室長2人はともに40歳であり、若返りを図った人事のようです。
ただ、監査役2人が退任して、新任が取締役から監査役に横滑り人事は監査役としての機能が薄くなりそうでちょっと心配です。