2020年9月のありがとう投信の月次レポートを紹介します。
顧客数などをみていきましょう。
今回のテーマはファンド16周年です。
ありがとう投信の2020年9月の「月次レポート」
2020月9月2日、ありがとう投信の2020年8の月次レポートが掲載されました。
2020年9月のレポート内容
2020年9月のありがとう投信の「39レター」と「運用レポート」はこんな感じです。
- 39レター
- 社長メッセージ「ありがとうファンド 16 周年を迎えて」
- 積立投資のススメ!
- 各種お知らせ
- 運用レポート
- 基準価額の推移
- ファンドの情報
- ファンドの騰落率
- 値動きの大きさの推移(250 営業日リスク推移)
- 騰落率比較(2017年年初~)
- 資産配分(7月末時点)
- ポートフォリオ(8月末時点)
- アクティブシェア (6月末時点、原則四半期末開示)
- 直近のマーケット動向について
- 投資先ファンドの運用パフォーマンス
- 各投資先ファンドの組入銘柄 TOP5
社長メッセージ「ありがとうファンド 16 周年を迎えて」
では、長谷社長のコメントから見ておきましょう。
8月のありがとうファンドは、月間で基準価額が4.5%も上昇しました。
また、基準価額は21000円を超えて過去最高を更新し、絶好調のようです。
今回は、ありがとうファンドが16周年を迎えたことが今回のメインテーマです。
8月末に16回目の決算を迎えたそうです。
今期はコロナの影響で株式市場は大きく動きましたが、ありがとうファンドは年間で20.9%の上昇という良い結果を出せました。
ちなみに、同期間の世界株は+16.2%、TOPIX配当込みが+9.8%なので、ありがとうファンドの成績の良さが分かります。
一因として、株式との相関が薄い金ETFの組入があるようです。
現在では4%近く金のETFを組み入れています。
あとは、ありがとう投信の今年の実績としては「定期換金サービス」のグレードアップでしょう。
長谷氏はこの点も強調しています。
大手ネット証券も次々に類似サービスですが、販売員のインセンティブや毎月分配型ファンドとのすみ分けの問題もありますから、なかなか流行らないかもしれない点を危惧しておられます。
ファンド情報
2020年8月31日時点での基準価額と純資産総額は以下の通りです。
基準価額: 20,964円
純資産総額:140億87百万円
基準価額が前月末より4.5%上昇して、純資産総額は5億円ほど増えました。
口座数は4,819で、先月末より1口座減ってしまいました。
顧客の積立割合は50.6%で、先月から変化はありません。