ありがとう投信「39レター」と「運用レポート」
2019月12月5日、ありがとう投信の12月の月次レポートが掲載されました。
ありがとう投信のレポートは、社長のメッセージやコラム、業務連絡などの「39レター」と、「運用レポート」の2種類で構成されています。
ありがとう投信「39レタ-」の内容
2019年12月のありがとう投信「39レター」の主な内容は以下の通りです。
- 社長メッセージ「新興国小型株ファンドを投資対象に追加」
- 積立投資のススメ!
- 各種お知らせ
- FPサービスセミナー
- 2020年新春企画セミナー
それでは、「2019年12月39レター」の気になる内容をご紹介します。
社長メッセージ「新興国小型株ファンドを投資対象に追加」
最初は社長の長谷氏からのメッセージです。
11月のマーケットは香港などの新興国を除いて上昇しており、ニューヨークダウは史上最高値、日経平均株価も年初来高値を更新したと振りかえっています。
今月のメッセージのメインテーマは新投資先ファンドを追加した件です。
2つのファンドが追加された件はおじさんのブログでもご紹介しました。
追加されたファンドの一つは 『アバディーン・スタンダー ド・SICAV I-エマージング・マーケッツ・スモーラーカンパニーズ・ファンドクラスI(ルクセンブルグ籍米ドル建て外国投資法人)』です。
非常に長い名前ですが、主に新興国の小型株に投資するファンドです。
また、2020年新春企画セミナーを全国各地で行い、この新しいファンドについての説明を行っていくそうです。
もうひとつ追加された投資先 『SPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)』です。
これは、金のETF(上場投資信託)です。
今後、リスクオフ局面や金利低下局面になったとき、相対的に価値が上昇する金へ追加投資するそうです。
ありがとう投信の投資先ファンドにはブラックロックの『iシェアーズ ゴールド・トラスト』もあるのですが、信託報酬が0.25%でした。
『SPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)』の信託報酬は0.18%と低いため、『iシェアーズ ゴールド・トラスト』から乗り換える意向のようです。
積立投資のススメ!
ここでは、毎月「定期積立サービス」をおすすめしています。
ただ、毎月の内容はほとんど同じで、前月から記載内容に変更はありません。
しかし、期間ごとの損益結果の数値がすこし変わっています。
11月末は10月末に比べて基準価額が上昇しています。
そのぶんもあって、損益の数値は上向きに変わっています。
今月号のありがとうレターを読んで
大きなトピックとしては、投資先ファンドが新たに2本追加されたことでしょう。
社長のメッセージの中で選定理由とともにしっかり説明されていました。
「ありがとうファンド」には「ファンドの宝石箱」という愛称もあります。
ファンド・オブ・ファンズの形式で運用されるので、どのファンを投資先に選ぶかが運用成績に大きく関わってきます。
しっかり丁寧にファンド一つ一つを説明してくれると本当に宝石箱みたいに見えてきます。