さわかみ投信の発行するレポート「長期投資だより」2020年4月号を紹介します。
今月からレイアウトが新しくなっています。
2020年4月の「長期投資だより」
2020年4月15日、さわかみ投信の月中レポートである「長期投資だより」が発行されました。
2020年4月の「長期投資だより」の概要
今月号の「長期投資だより」の主な内容は以下の通りです。
- コラム羅針盤 「失敗に学ぶ ~賢明なるアナリストでありたい~」
- 直販部コラム【第12回】応援買いのタイミング、ついに来たか? あなたは動くか、動けるか?
- 澤上篤人「俺の本棚」:「日本列島回復論」
- 企業訪問ツアー:浜松ホトニクス株式会社
- ファンド仲間の皆さま 「親子で繋ぐ想い」
- 組入企業紹介 ピジョン株式会社(7956)
- 澤上龍の先憂後楽 「長期投資家の出番」
- 「ご縁の窓口からこんにちは!」
気になる記事を紹介します。
コラム羅針盤 「失敗に学ぶ ~賢明なるアナリストでありたい~」
アナリストの斉藤真氏のコラムです。
「失敗を“科学的”に理解する」というテーマで書かれていておもしろかったです。
失敗事例をすべてライブラリー化している「東レ」を評価したことや、大きな失敗後の態度を評価して投資判断を変えた「旭化成」など、実際の銘柄名も出てきます。
ぜひ読んでみてください。
最後に斉藤氏から残念な言葉がありました。
最後に私事となりますが、筆者はこの度、能動的に失敗を獲得すべく、さわかみ投信を離れて新たな挑戦をすることになりました。
能動的に失敗するために会社を離れるっておもしろい表現ですね。
新しい場所でも、頑張ってください。
さわかみファンドをこれまで支えてくださり、ありがとうございました。
ファンド仲間の皆さま 「親子で繋ぐ想い」
コンプライアンス室の左近充氏がファンド仲間の親子を紹介しています。
お母さんはテレビ番組で澤上篤人氏をみて、「さわかみファンド」を購入し、ファンド仲間となりました。
毎月、定期定額購入サービスをしながら、ここぞと思ったときにスポット購入をスタイルで続けているそうです。
おもしろいのは、小学校6年生の娘さんも定期定額購入をしている点です。
社会人になって何も分からずに自分でお金を管理するよりも、マネー教育をこのような形でしっかりやっておくことは素晴らしいことだと思います。
日本では賛否両論あるとは思いますが。
組入企業紹介 ピジョン株式会社(7956)
今月はピジョン株式会社が紹介されています。
ピジョンは哺乳瓶のメーカーです。
日本では7割以上の赤ちゃんがピジョンの哺乳瓶を使っているそうです。
投信おじさんは全然知りませんでした。
また、NICU(新生児集中治療室)に入院する等の専門的サポートが必要な赤ちゃんのための製品も手掛けているようです。
中国など海外でもグローバルに展開しており、赤ちゃんのために品質の良い安心できる製品を使いたいという世界中のお母さんのニーズに応えています。
「ご縁の窓口からこんにちは!」
さわかみ投信の顧客応対をする部署である「ご縁の窓口」が班長の大野氏から紹介されています。
顧客応対の大半はコールセンターでの電話になると思います。
3月は、通常の2倍の電話がかかってきたそうです。
増加の理由は二つあり、一つは買付が増えており、この注文と相談。
もう一つはコロナの影響で今後どうすればよいかという相談だそうです。
コロナで保有する投資信託をどうするか迷ったときに、販売会社兼運用会社の立場でアドバイスがもらえるのは直販投信の強みですね。