さわかみ投信が運用するさわかみファンドの「月次レポート」が公開されました。
顧客数の推移や社長、CIO(最高投資責任者)のコメントを見ていきましょう。
さわかみ投信2020年3月月次レポート
2020年3月31日に、さわかみ投信の月次レポートが公表されました。
さわかみ投信の2020年3月月次レポートの内容
今月号のさわかみファンドの月次レポートは以下の通りです。
- 船長よりファンド仲間の皆さまへ
- 今月の航海日誌
- ファンド情報
- 定期定額購入サービススケジュール
- お知らせ
- お詫び
- 基準価額・総口数の推移(グラフ)
- 純資産総額・現金等の推移(グラフ)
船長よりファンド仲間の皆さまへ
さわかみ投信社長の澤上龍氏のメッセージで始まります。
新型コロナウイルスの影響でなくなったタレントの志村けんさんのことにもふれています。
命の尊さを認識すること、これは今現在では「不要不急の外出を避けること」だと強く主張しています。
また、「国民さえ生きていれば経済は復活する」とも言っています。
経済が影響を受けるとか何とかよりも、今はそれぞれが自分の命を守ることが大切ですね。
さわかみ投信でも4月からは、業務体制を最小限にしているようです。
今月の航海日誌
最高投資責任者の草刈氏が毎月の航海日誌を書いています。
マーケットに対する見方も説明されるのですが、ファンドの売買などもここの説明で分かってくることが多いです。
2020年3月の売買は以下のように説明されていました。
- 買い17社(約32億円)
- 売り13社(約16億円)
※新規組入5社(うち海外2社)、売り切り3社
今後の見通しとしては「この先二番底が待っている可能性がある」と考えているようです。
3月は4億円の資金純流出となったようですが、買付の件数は大幅に増えており解約の5倍もあるそうです。
来月こそは、資金純流入となりますように。
ファンド情報
2020年3月30日時点での顧客数と定期定額購入の契約者数を見ていきます。
顧客数(直販分):116,655名(前月比+139名)
前々月は+21名、前月は+56でしたが、今月は+139でした。
証券会社でも口座開設が急増していると報じられています。
さわかみ投信で投資をはじめたい人も同様に増えているようです。
定期定額購入サービスの契約数もみておきます。
定期定額購入契約数:36,274名(全体比31.1%)
全体比としては変化がありませんが、契約数はマイナス5となりました。
既存のお客様で積立投資をやめてしまう人が多いのかもしれません。
お詫び
レポート1枚目の右下に先月号の訂正とお詫びがありました。
2020年2月号の「今月の航海日誌」において誤表記がありました。訂正してお詫び申し上げます。
(誤)今月の売買状況は買い9社
(正)今月の売買状況は買い8社
電子版では既に訂正されてるようで、おじさんが先月書いた紹介記事の数値は間違っていませんでした。