「直販投信」という単語の意味が状況によって異なってくることもあります。
ここでは、「広義の直販投信」と「狭義の直販投信」について説明します。
それぞれ何を意味していて、具体的には何を指すのかを考えましょう。
「直販投信」の意味もいろいろ
一口に「直販投信」といってもいろいろです。
広い範囲で使われる「直販投信」と、もう少し狭い意味で使われる「直販投信」があります。
つまり、「広義の直販投信」と「狭義の直販投信」があるのです。
「広義の直販投信」とは
「広義の直案投信」とは、こちらで説明した通りで、運用会社が投資家に向けて直接販売してしている投資信託のことを指します。
そして、直販をしている運用会社は、「直販投信」会社といえるでしょう。
ですから、直販形式で販売されていれば、すべて「直販投信」と言えます。
これが「広義の直販投信」です。
「狭義の直販投信」とは
「狭義の直販投信」について語るには、直販投信ビジネスの歴史について少し知っておく必要があります。(詳しくはこちら)
「狭義の直販投信」とは、個人投資家の資産形成を目的として独立系運用会社による投資信託の直販のことを指します。
また、そのようなビジネスを行っている運用会社のことを指します。
このビジネスの草分けはさわかみ投信です。
さわかみ投信は1999年から「さわかみファンド」を個人投資家向けに販売しはじめました。
その後も、同様のビジネスを行う運用会社が立ち上げられています。
具体的には以下の8社が存在しています。
- さわかみ投信
- ありがとう投信
- セゾン投信
- クローバー・アセットマネジメント
- レオス・キャピタルワークス
- ユニオン投信
- コモンズ投信
- 鎌倉投信
ですから、「狭義の直販投信」を具体的に言うと、上記運用会社またはそれらが直販する投資信託のことを指します。
当サイトが応援する「直販投信」とは
当サイトでは、「直販投信」をテーマとしています。
サイト全体としては、「広義の直販投信」をテーマとして扱います。
なお、当サイトは直販投信を応援することを目的としています。
応援する対象は、「狭義の直販投資」です。
「狭義の直販投資」の各社を応援したいと思っています。