レオス、「ひふみ投信」の運用報告書を公開

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ひふみ投信の運用報告書が公開

2019年11月22日、「ひふみ投信」の「交付運用報告書」と「運用報告書(全体版)」が交付されました。

運用レポート・運用報告書 | ひふみ投信 | ひふみ
ひふみ投信の運用レポート・運用報告書です。

レオス・キャピタルワークスの運用報告書は、他社と違ってこっそりリリースされるみたいです。

重要な情報なので、トップページのお知らせに載せてくれるとうれしいですね。

もっとも、顧客向けにはメールで告知があるようです。

ひふみ系3ファンドの運用報告書が公表

2019年9月30日に、「ひふみ投信」を含む3ファンドが決算を迎えていました。

この決算を受けての運用報告書となります。

詳しい決算内容につきましては、11月下旬に「運用報告書」にてご報告申し上げます。”と発表されていましたので、11月下旬の11月22日に公表されたわけです。

「ひふみ投信」と同時に、「ひふみプラス」、「ひふみ年金」の運用報告書も2019年11月22日に公開されています。

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第11期ひふみ投信「交付運用報告書」

今回の運用報告書は、2018年10月2日から2019年9月30日を対象期間とした第11期の運用報告書となります。

それでは、「ひふみ投信」第11期の交付運用報告書の気になる点を見ていきたいと思います。

また、前期(第10期)との違いも少しみていきます。

「ひふみ投信」の運用成績

第11期末(2019年9月30日)時点での、「ひふみ投信」の基準価額は45,304円、純資産総額は1282億2104万円でした。

これに対して、前回の第10期(2018年10月1日)時点での、基準価額は52,893円、純資産総額は1489億4395万円でした。

第11期は、残念ながら基準価額も準遺産総額も減少するという結果に終わっています。

「ひふみ投信」の騰落率ではマイナス14.3%ですから、今期1年間だけ見れば投資家にとっては厳しい結果と言えるでしょう。

おじさんは、直販投信ファンド(とくに長期投資をうたっている場合)について年単位でTOPIX(東証株価指数)などのインデックスと比較するのは意味がないと思っています。

しかし、交付目論見書にも記載されているのでいいますが、同時期のTOPIX(配当込み)の騰落率はマイナス10.4%です。

TOPIXを下回ったことで残念に思った投資家も多いのではないかと思います。

「ひふみ投信」の資産配分

資産配分については、外国株式や外国通貨の比率が増えていました

第11期(2019年9月30日)時点では、外国株式は13.9%(第10期9.4%)、通貨別の比率で米ドルが12.8%(第10期9.4%)とどちらも上昇しています。

また、今期からは米国以外の株式も組み入れられています。

どれだけ、海外への投資が増えていくのか分かりませんが、「ひふみワールド」とのすみ分けもあるので、大幅な上昇はないとおじさんは予想しています。

「ひふみ投信」の直販の状況

直販投信の運用報告書で気になるのは、直販の販売状況に関する項目ですね。

「ひふみ投信」の交付目論見書にも「ひふみ投信の販売状況」という項目で説明されています。

レオス・キャピタルワークスの2019年9月末時点の顧客の口座数は78,995口座は記載されています。

前回2018年9月末時点が74,747口座でしたので、1年間で4,248口座ほど増加したことになります。

また、つみたてNISAの利用状況についても報告があり、約5200人がつみたてNISAを利用しているようです。

とくに、つみたてNISAについては若い世代を中心としてはじめているようです。

「ひふみ投信」の1年のパフォーマンスに不満を言う投資家もいるかもしれませんが、新たに顧客に積立投資を勧めるといった面では、うまくいっていると言えるでしょう。

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